ヨークシャテリアは成長と共に美しい毛色の変化を見せてくれ、一生のうち七度変化するといわれています。
被毛の美しさも相まって、「動く宝石」との異名を持つヨークシャテリアの色が変わる時期は一体いつなのでしょうか。
ヨークシャテリアの毛色の変化についてご紹介します！
毛色変化の時期は？
ヨークシャテリアの毛色は、子犬の頃から2年程の間に大きく変化します。
色の変化には2通りあり、一旦違う色になって変化するタイプと、鼻周りの毛色が徐々に広がっていくタイプがあります。
・子犬期
ほとんどの子犬は、生後2、3ヵ月までブラック＆タンと呼ばれる、顔や身体はブラック、足先はタン(赤褐色)の状態です。
ここから、ブラックはシルバー、タンはゴールドのように徐々に変化していきます。
3、4ヶ月すると頭の部分がブラック→グレーに変化し、その後本来のヨークシャテリアの色に落ち着きます。
・成犬期
成犬になってからも美しい色の変化は続きます。
毛質が絹のようになめらかで柔らかい毛質に変わり、徐々に光沢も生まれます。
そして、2年までの間にゆっくりとスチール・ブルーの色合いに変わっていくのです。
大きな変化を終えた後も、歳を重ねていくうちに毛色がゴールドに近づいていくなど変化はあります。
大抵の犬も同じように歳を重ねるにつれて褪せていきますが、ヨークシャテリアの場合は変化と捉えられます。
特別扱いされるほど美しいということでしょう。
このように一生を通して毛色を楽しめる犬はヨークシャテリアならではですね。
中には例外も
中には毛色の変化が頭と手足のみとほとんど起きずにブラック＆タンの色合いのままの個体もいるようです。
ドッグショーでは、毛色が変わることが前提であるため、ブラック＆タンは大幅な減点対象になります。
家で可愛がる分には全く問題ありませんので、その子の個性として捉えてあげましょう。
まとめ
今回はヨークシャテリアの毛色の変化についてまとめてみました！
そのとき限りの色の変化が多いヨークシャテリア。
アルバムで成長記録を残すことをおすすめします。
後から見返すと、懐かしくて思わず微笑むこと間違いないですよ！
