低血糖はヨークシャテリアのなりやすい疾患のひとつです。
うちのヨークシャテリアがなんだかだるそう、ちゃんとご飯は食べているのに、と心配になる飼い主のみなさん。まずは低血糖を疑ってみましょう。
ヨークシャテリアの低血糖と症状
血液の中にある糖分、グルコースが少なくなることで、細胞への栄養補給が上手くいかない状態となります。
そのため、ぐったりとだるそうにしたり、痙攣をおこしたりする等の症状が起きます。
また、下半身が動かなくなる、意識を失う、失明するなどの怖い症状にいたるケースもあります。
治療法としては、人間と同じでブドウ糖の投与が効果的です。
ヨークシャテリアが低血糖になる原因
ヨークシャテリアが低血糖になる原因の多くは、
幼犬の場合は、消化管の寄生虫、過敏性やストレス性、腸の疾患、バルボウィルス感染症など、他の疾患が原因で長時間食事がとれない事がきっかけとなる場合が多いです。
5歳以上の大人の犬の場合は、ホルモンバランスの異常、膵臓の異常、敗血症などが原因で低血糖となってしまいます。
ヨークシャテリアの低血糖を予防する!
子犬の場合は、空腹になる時間を少なくするために、ドッグフードの量を減らして食事回数を増やす等の工夫が必要となります。
緊急時には、砂糖水やはちみつをすぐに摂取できると安心ですので、常に用意しておくといいでしょう。
成犬の場合は特定の疾患がある場合がありますので、獣医さんによる治療が必要な場合があります。成犬の場合でも、緊急時に砂糖水やはちみつを飲ませることは有効です。
応急処置として糖分をとらせ、獣医さんに診せましょう。
まとめ
いかがでしたか?
低血糖はヨークシャテリアによくみられる病気のひとつです。
少しでも疑いがあったらすぐにお医者さんにみせると安心でしょう。
また、飼い犬がぐったりしていたり、だるそうにしていたら、甘いものを少し与えてみるのもいいでしょう。
お話できないわんちゃんのために、日頃からしっかりと愛犬を観察してあげてくださいね。