犬の病気にはさまざまなものがあり、そのうちの一つが膀胱炎です。人間でもなるこの病気、経験したことがある方は辛さも分かるかと思います。
この記事では、ヨークシャテリアの膀胱炎について、原因や治療法、予防法などをご案内していきます。
ヨークシャテリアが膀胱炎をおこす原因
ヨークシャテリアが膀胱炎になる原因は、糖尿病や尿結石などの病気が原因となっているものもありますが、身近な例だと、「排尿を我慢しすぎる」ことが原因となる場合もあります。
人間と同じで、犬も排尿を我慢すると膀胱炎になってしまうのです。
ヨークシャテリアの膀胱炎の症状
膀胱炎の症状は人間とほとんど同じです。頻尿になったり、排尿時に痛そうにしたり、排尿が難しくなったりします。
ひどくなると出血を伴いますので、早めに気づいてあげるように心がけましょう。
ヨークシャテリアの膀胱炎の診断や治療法は?
犬の膀胱炎の診断は、採尿して尿内の細菌をチェックして行います。
尿の中に細菌が混じっていたりすると、膀胱炎と診断されます。
治療はほとんどの場合は投薬治療です。細菌に対抗する抗生剤を投与し、体内の菌を取り除いていきます。
薬が効いているかどうかをチェックしながら、獣医さんに通い、症状に応じた投薬を行うことで、完治に向かいます。
膀胱炎の治療に効果がない場合は、別の疾患が原因であるおそれがありますので、併せて診断してもらいましょう。
ヨークシャテリアの膀胱炎を防ぐために
愛犬を膀胱炎にしないために心がけることは、なんといっても清潔な環境です。
もし細菌が原因であれば、その細菌を寄せ付けない生活環境を飼い主さんが整えてあげることが大切です。特に、トイレの掃除を徹底し、糞尿をそのままにしておかないようにしましょう。
犬小屋やケージをこまめに掃除してあげることも大切です。
また、こまめに排尿をさせてあげると、体内の毒素が尿と一緒に排出され、膀胱炎の予防になります。適量の水を飲ませて、トイレを我慢させないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
わんちゃんの膀胱炎も、人間の膀胱炎と気をつけることがほとんど同じですね。
あまり水を飲まないわんちゃんは排泄回数が少なく、膀胱炎のリスクも高まりますので、水分をちゃんととっているかもチェックしてあげましょう。