白い色をしたヨークシャテリア・・あなたは見たことがありますか?
ヨークシャテリアというと、色は基本的に1色のみ。
例外と言われるチョコレート色を含めても2色ですので、実質白いヨークシャテリアはいないということになります。
しかし、ごく稀に白いヨークシャテリアを見かけることがあるようです。
色が薄く、白くなる可能性を調べてみました!

毛色の変化中の場合

白色 ヨークシャテリア いる
ヨークシャテリアは生涯で7回色が変わると言われていますが、その変化の仕方は個体によって違います。
鼻周りから毛色がゆっくりと全体に広がっていくタイプもいれば、一旦全く違う色に変化してしまうタイプもいます。

そんな中、頭が白っぽく、体がシルバーグレー・・というように、一旦毛色が白くなる個体がいるようです。
真っ白に突然変わってしまってびっくりされる方もいるかもしれませんが、今の時期だけの可能性が高いですので、今の色を楽しんで下さいね。

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スタンダードから離れている場合

毛は、元々真っ白であることはご存知でしょうか?
例えば、ヨークシャテリアの交配にも入っているマルチーズ。
ヨークシャテリアもマルチーズも、一般的なダブルコートではなく、シングルコートと呼ばれる毛の生え方をしています。
しかし、ヨークシャテリアはダーク・スチール・ブルーが美しい犬ですが、マルチーズの毛色は真っ白です。

実はこの違いは、メラニン色素によって起きます。
メラニン色素が毛の生える際、着色しているため毛に色がつくのです。
メラニン色素の量は個体によって違い、メラニン色素が多ければ、ダーク・スチール・ブルーが美しく濃い毛色となって現れるということになります。
極端にメラニン色素の欠乏・または生成できない状態が「アルビノ」と呼ばれています。

メラニン色素が少ない場合、その分色の薄い毛色になりますが、メラニン色素の量が少ないということは日光に弱いということで、皮膚病にかかる可能性も高くなります。
くれぐれも気をつけてあげましょう。
マルチーズのように、元々毛の色が白い犬はその限りではありません。

まとめ

今回は色の白いヨークシャテリアについて調べてみました。
成長過程だけではなく、老い、直射日光、餌などで毛色が白くなることもあるそうです。
直射日光による色褪せをなるべく避けたい場合は、日頃から洋服を着せてあげるといいですよ!

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