ヨークシャテリアといえば美しい毛並みを持つ犬種です。その美しい被毛は動く宝石とも呼ばれています。そんなきれいな被毛が脱毛していたら…、今回はヨークシャテリアの脱毛の原因などを紹介していきます。
ヨークシャテリアが脱毛症?
ヨークシャテリアはシングルコートのため抜け毛が少ない犬種です。そんな抜け毛の少ないヨークシャテリアの毛がごっそり抜けて脱毛してしまったら病気を疑って下さい。ではまずは原因を見ていきましょう。
どんな風に脱毛するのか
脱毛のパターンで多いのは10円ハゲのように丸く脱毛する円形脱毛症です。背中や耳の後ろなどさまざまな場所がハゲています。
また顔だけやしっぽの付け根、また耳たぶのところの毛が脱毛することもあるようです。
脱毛の原因は?
脱毛症や内分泌性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、ノミやダニなどの寄生虫による皮膚炎などが脱毛の原因だと考えられています。耳介脱毛症という耳の部分の脱毛もありますが、この耳介脱毛症は垂れ耳の犬種がかかりやすいので、立ち耳であるヨークシャテリアがかかる可能性は低いと言えるでしょう。
また、ストレスが原因の可能性も考えられます。このように、ヨークシャテリアの毛がごそっと抜け脱毛してしまうことは大変なことなんです。
なにが原因なのかは素人では判断が難しいです。動物病院に連れていき診てもらいましょう。
脱毛の対処法
ヨークシャテリアの脱毛が確認できたら、まずは動物病院に行って診断して貰て下さい。対処法は脱毛の原因によって異なります。
原因別対処法
アトピー性の皮膚炎の場合には脱毛の他に肌に赤みや湿疹が見られることがあります。アトピー性皮膚炎の場合はアレルゲン物質を取り除く治療をします。
ノミやダニなどの寄生虫による皮膚炎の場合には、耳の後ろから背中~腰にかけて脱毛していきます。赤い湿疹が出ることもあるようです。寄生虫を駆除剤や役用シャンプーを使って駆除していきます。
ストレスの場合は、なににストレスを感じているのかを理解しましょう。引っ越しや新しい家族が増えたなどでストレスを感じていたり、愛情不足が原因だったりします。たくさん遊んであげる、散歩で気分転換をさせるなどでストレスを解消させてあげましょう。
まとめ
今回はヨークシャテリアが脱毛してしまった場合についてみていきました。ヨークシャテリアがいつもより体をかいていたら赤い湿疹がないか見てみましょう。湿疹に気付かないままの状態で毛が抜けてしまう恐れがあります。