飼い犬の健康状態はつねに気になるものです。
動物はしゃべることが出来ませんから、体に不調を見抜くには、飼い主さんの観察力が求められます。特に耳は健康チェックには欠かせない部分です。
この記事では、ヨークシャテリアの耳の病気についてみていきましょう。
ヨークシャテリアの耳で病気をチェック
犬の健康をチェックするのに、耳を見るのが良いとされています。
その理由は、皮膚が薄くデリケートな部分なので、不調が現れやすいからです。
健康的なわんちゃんの耳はとても綺麗で匂いもありません。つまり、耳が臭かったり、赤くなっていたりすると、何かの病気のサインであるおそれがあります。
たとえば、耳が臭いとき。
耳が臭いということは汚れているのだと思い、掃除をしなくてはと思ってしまいがちですが、実は耳垢自体には匂いはありません。耳垢が原因で別の病気を発症し、それが原因で臭っている場合があります。
耳が臭くなる病気の代表は、外耳炎や中耳炎です。こちらは菌が原因となっている場合がほとんどですので、洗浄や抗生物質の投与を行って治療します。
また、犬の耳が腫れているときは耳血腫の疑いがあります。
これは、耳に血液が溜まってしまうことで耳が腫れてしまう病気です。最近や耳垢等の原因が考えられます。
犬が耳を痒がったり、耳が赤くなったりしている場合は、すぐに獣医さんにみせると安心です。自分で耳を掻いてしまうと悪化してしまうので、エリザベスカラーをつけて治療します。
また、アレルギーが原因の場合は、抗アレルギー薬の投与を行う場合があります。
まとめ
犬の耳は皮膚がうすく、汚れも溜まりやすいので、すぐに不調があらわれる部分です。
飼い主さんが早く犬の病気に気付くためには、わんちゃんと過ごしながら、耳を見て調子をチェックしてあげましょう。
もちろん、耳意外の場所に不調のサインが出ることもありますので、日頃からよく飼い犬の様子を見て健康をチェックしてあげましょう。